Photoshop[フォトショップ]食品レタッチでお肉を美味しく見せるテクニック!
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今回はすこし微妙なステーキな写真を、食欲そそる熱々肉汁たっぷりのステーキに変身させるテクニックをご紹介します。
1.まずは写真を用意するのですが、pixabay.comが良いクオリティの写真が多いのでこちらから使わせて貰います。
2.ダウンロードした写真をフォトショップで開いて、1920×1080にトリミングします。
色温度を調節
3.まずはカラーを編集します。
レイヤーを複製した後、上部メニューの[フィルター]から[CameraRawフィルター]を使用します。
写真のホワイトバランスが高く、全体的に青く見えますので赤く補正していきます。
色温度[+10]・ハイライト[-2]・自然な彩度[+30]
シズル感をアップ!
4.次にステーキのシズル感をアップしてジューシーにしていきます。
レイヤーを複製した後、上部メニューの[フィルター]から[フィルターギャラリー]を使用します。
フィルターギャラリーの設定を、アーティスティック[ラップ]・ハイライトの強さ[20]・ディティール[1]・滑らかさ[15]で
設定します。
5.ラップをかけたレイヤーに、レイヤーマスクを追加しツールのブラシを使用しメインのステーキ以外を隠していきます。
ブラシを[ソフト円ブラシ]・硬さ[0]・色[#000]にし、ステーキ以外の部分をなぞります。
6.ラップのレイヤーの設定を変更します。
描画モード[オーバーレイ]・不透明度[20%]にします。ここでシズル感の度合いを調整していきます。
脂が多く見える場合は、ブラシツールの不透明度を調整しつつ余分な脂を削ります。
煙・湯気を追加して、出来立ての臨場感を作る!
7.次は出来立てを再現するために、湯気・煙を追加していきます。
カメラマンさんのサイトに素晴らしい素材がありますので、使わせてもらいます。
長谷川 敬介 【湯気の写真素材】プロカメラマンの無料(フリー)写真素材・商用可 湯気_003
8.湯気_003をフォトショップで開き、ステーキのPSDへ移動ツールを使いドラッグします。
レイヤー名を「smoke」に変更し、描画モードを[スクリーン]に変更します。
9.最後に移動ツールや指先ツールを使用し、煙・湯気を上手に変形して完成です。
いかがでしたでしょうか、ほんの少しの時間があれば料理の写真を美味しそうにできるレタッチ技。是非覚えておくテクニックのひとつです。